関節内遊離体(関節ネズミ)

ケガや病気により関節軟骨やその下の骨(軟骨下骨)の一部が剥がれ、肘や膝の関節の中を移動するようになった軟骨骨片のことを指します。関節の中を自由に動く様を形容して、「関節ネズミ」と別名で呼ばれることも多い傷病です。

可愛い名前をしてますが、、、、実はとても怖い傷病の一つなんです。

ねずみが動き回るようにといったたとえの通り、関節内で遊離体となった骨片が、他の骨に干渉しない間は、全くの無症状なことが多いです。

しかしながらその骨片が関節の隙間に挟まってしまうと一変して、
その遊離体が関節の動きを止めてしまう障害物になってしまいます。

そのような場合ですと、関節の可動域(動く範囲)を制限してしまったり、挟まった骨片が原因で痛みの症状になる事も多くあります。
それが原因で、スポーツ活動を諦めなければならなかったり、膝の関節ネズミの場合、歩行困難になる事もあります。

根本的な治療法としては、関節内に出来てしまった遊離体(ねずみ)を手術を行い取り除くこととなります。
中には、骨片の移動に伴い症状の消失を認めるケースもありますが、
活動をしていると、再度関節内に挟まれ、またはずれてを繰り返すうちに、
正常な軟骨や、半月板などの関節を構成する組織を傷付けてしまい、最終的には変形性の関節症へ進行してしまいます。

完全な関節内遊離体になってしまいますと、手術での治療になりますが、
当院では、そもそも関節内遊離体になってしまう原因を早期発見、早期改善を行っていきます。
具体的には、関節内遊離体の出来るメカニズムとして関節付近に付着する筋肉の付け根が、高負荷にさらされたり、断続的な負荷がかかる事で、付着部の骨や、骨膜などを引きちぎる事で出来上がります。

当院では、初期の段階の筋肉の硬さや、関節の痛みなどから筋肉の奥底に出来るトリガーポイントを検査で探し出し、その部位の改善を行っていきます。

膝や肘の関節周りの痛みに悩んでいる方は、ぜひ早めに当院へご相談ください。

どれだけ技術が高くても、患者様の気持ちが理解できないと意味がありません。
患者様のお話をしっかり伺い、気持ちも理解した上で最適な施術方法と治療の方針をご提案いたします。

JR須磨駅、山陽須磨駅から徒歩3分と駅近で通いやすい場所にあります。

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